建設経済委員会の傍聴で判明

「政府及び国会に対し、適格請求書等保存方式(インボイス制度)の廃止、もしくは見直しを求めること」
当会から江津市議会令和7年6月定例会に陳情し、6月18日に行われた委員会での審議経過。(ごうつ民報から引用します)
建設経済委員会では不採択。
先日、委員会を傍聴する中で陳情者の招致が却下されていたことを知りました。もし招致されていたならば、「1万人のインボイス実態調査」に触れ、氷山の一角である深刻な中小事業者の実態と、対岸の火事ではなく足元で起きていることだという危機感を訴えたかったです
令和6年度、江津市内の廃業は27件。
廃業理由は「高齢」「体調不良」と市執行部からの報告。
さて「高齢」を理由にした廃業にインボイス制度がどう影響したかは定かではありませんが、もしかすると複雑怪奇な事務処理に対応できず事業継続を諦めた…なんてことはなかったのでしょうか
最近、自販機設置者に対し、インボイス登録番号の確認と消費税分の取引条件の見直しに関する書面が送られるという事象も起きています。
特に田舎の自販機は家の軒先や駐車場、空き地などに設置され、設置者もご高齢の方が多いのではないでしょうか。そこへ消費税・インボイス制度の説明の「紙」だけが送られてきて「分かった!」と言えるのか甚だ疑問です。
さて、6月24日㈫ 14:00~本会議にて本採決です。
中小事業者の悲痛な声を聞き入れてくれるのでしょうか